彼「事情があって俺の家で留守番して欲しい」私「ん?別にいいけど」→ 夜、ナゾの男「居るんた゛ろ!出てこいや!(ドンドン」
登場人物 私 私の彼氏:明 明の元彼女:由美 ある日、明から切羽詰った声で「緊急の用事で出かけないといけないけど 事情で留守番が必要だから来て欲しい。二日ほどでいいから泊まって、 大学へもうちから通って欲しい。誰か来たら、自分は明の彼女で 明は用事で出かけてるって言って追い返して」と頼まれた。 よくわからなかったけど、明の部屋には映画のDVDがたくさんあって いくらでも観ていいと言われたので単純に喜んで引き受けた。 夕方から留守番をはじめ、DVDを二本ほど見終わった夜八時過ぎくらいに ドアを叩くというか殴りつけるようなすごい音が聞こえ、 「オルァ開けろ、いるのわかってんだよ出てこいや」と怒鳴り声がした。 どうしようかと思ったけど、明のアパートは玄関ドアの真横に小窓がついてて 明かりがついてるのがバレバレなので居留守を使うわけにもいかないし、 応対しなきゃ留守番の意味がないし、何より返事しなかったら ドアが破られそうな勢いだったから(玄関ドアは、民家の勝手口によくある アルミ製のやわなドアだったので、蹴られるたびにどんどん凹んできてた) 怖かったけど「あ、明はいません…」と返事した。 「あぁ?女声使ってんじゃねえぞテメここ開けろや!」とまた怒鳴られたので ドア横の小窓をちょっとだけ開けて「ほんとに明はいません…」と言ったら すごい勢いで手がのびてきて、あぶなく髪をつかまれるとこだった。[…]
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