【寒】妹へ姉のスピーチ『私は妹が嫌いでした…「姉」は卒業です…勝手に持ち出し、解約した積み立ては結婚祝いとして…』場内シーンと静まり返り、姉は泣きながら消えた…
幼稚園からの幼馴染の結婚が決まって招待された。 二人姉妹の妹で、小さい頃から人懐こくて可愛くて誰からも可愛がられた友人だったし、 数年前から付き合っていて、どちらもフリーターだったので100万貯金ができたら結婚すると宣言していたので やっとお金が貯まったのか、と一安心したもんだった。 結婚式も途中までは順調だった。 新婦は凄く可愛くて、新郎はちょっとダサいながらも温かそうな良い人で。 途中で新婦の姉のスピーチがあった。 珍しいかもしれないけど、幼馴染はたった一人のお姉ちゃんが大好きで、 敢えてお姉ちゃんからお祝いをして欲しい、とお願いしたらしい。 ちなみにお姉ちゃんは地方公務員で独身。 昔から真面目で大人しい人で、私も「お姉ちゃん」「お姉ちゃん」と甘えさせてもらったし よく「私子ちゃんが妹ならいいのに」といってくれたので嬉しかったのを覚えている。 スピーチは最初からヘンだった。 「私は小さい頃から妹が嫌いでした。」 そっから入ったから。 妹が出来るまでは親は何も言わなかったのに、妹ができてから「お姉ちゃんなんだから」と何でもかんでも我慢させられた。 ピアノを習いたくてお願いしたけれど、お姉ちゃんなんだから我慢してといわれて 友達の中で自分だけピアノが習えなくて仲間はずれにされた。 それなのに妹子がピアノを習いたいというと親は反対しなかった。 毎日勉強しろ、お姉ちゃんとして妹の見本になれといわれて勉強をどれだけ頑張って良い成績をとってもほめてもらえなかったのに[…]
Read more