母「あんた(私)、いつタヒぬの?コロすと犯罪になっちゃうから自分でタヒんでよ。事故は迷惑かけるからダメよ」
物心ついた頃からずっと寂しかった。 父はフンフンと話を聞いてくれる人だったけど、 それに対して考えたりしてくれたことはなかった。 上辺でふんふん聞いているだけのひと。 母は気の強い人で絶対に間違いを認めない人だった。 そして人の間違いは徹底的に責め立てる人だった。 私は子供ながらの失敗も多いうえにおっちょこちょいというか、 悪い事はしないんだけど、叱られるべきことが多い子供だった。 そんな私は毎日母に怒られていた。目に付くこと片っ端から。 ご飯を食べるのが遅い 早く勉強しなさいとかそんな当たり前のことが初めは多かった。 でもそういうのが重なると母にとって 「この子はダメな子」 になったんだろうね。 外見の中傷、姉や飼ってた猫がやったイタズラ、失敗。 全部『わたしのせい』ってことで怒鳴られてた。 ヒートアップすると食卓に私がいること、家に存在してること 顔を見る度になじられていた。 家族の会話は一方的に私をなじる言葉を投げつけられるだけで 私が口を開いても無視された。[…]
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