出先で見かけたコトメを尾行すると、立派な一軒家に男と一緒に入って行った。表札はコトメの苗字… → 私「なんだこの家?」→ 興信所を雇うと、衝撃の事実が・・・
旦那と結婚するときにコトメ(姉)は、シンママだと聞いていた。 相手とは結婚する予定だったけど子供を妊娠中に不慮の事故で亡くなったのでシンママになったと。 コトメは子供と一緒に義実家に住んでいた。コトメの仕事は出張の多い仕事で、いつもコトメ子を義実家に預けていたけど、義母が病気になって入退院を何度かするようになり、コトメ子の預かり先に困るようになった。 気の毒な話だしコトメ子はとてもしつけのいい子だったので、コトメが仕事だと言って家を空けるときは、コトメ子預かって面倒見ていた。 ある日、コトメが出張だと言っていないときに、私の出先でコトメと男性を見かけた。 手を組んで親密そうにぴったり密着しているから、普段男の影も無いコトメなのでゲス根性で後をつけた。2人は立派な一軒家に入って行った。表札はコトメのつまり義実家の苗字。 とてもびっくりしてつい昔とった杵柄で、聞き込みをしてしまった。 近所の皆さんはコトメを奥さんと言った。旦那さんは外国を回る仕事をしていて、月に数回しか帰った来ないみたいだけど、仲のいいご夫婦ですよね。と言っていた。子供は居ないと。 その当時、コトメ子はほぼ我が家で育てているも同然だけど、生活費は貰ってなかった。 その上義母の容態もよくなかったので、病院関連もすべて私に丸投げ。義実家に残っている義父のためにそろそろ同居したらとコトメに言われていた。 そしたらコトメ子も行ったり来たりしなくてもいいからって。コトメ自身はそうしたらもっと仕事入れられるから、私は居ないものとしてくれていいよ、とも言われた。 頭の中ぐるぐるで旦那に相談した。旦那はコトメはコトメ子を育てるために苦労しているシンママだと思い込んでいたからびっくり。だからコトメ子の生活費やら必要経費は一切請求するな、義両親の世話も私達(と言っても実質やってんのは私だけど)でやると常々言っていた。 旦那の許可を得て、昔の馴染みでお安く調査して貰った。家までわかっていたので割と早く結果が出て、コトメはさるお金持ちの二号さんだとわかった。 コトメ子はそのお金持ちの子供。認知は本妻さんが有力者の娘でなにかと難しくて、認知の代わりに一軒家をコトメ名義で買ってもらい、生活費として潤沢に貰っている。 調査結果を持ってまず義父に話に行ったら、義両親知っていた。そしてコトメからお金貰っていた。 義父は頭を下げて、なんとかこのままコトメ子の面倒を見て欲しいと言ったので コトメに私達が知っていることを口止めした。 それからすぐ義母が亡くなった。納骨まで済ませて、すぐ同居してと言うコトメに笑顔で調査結果を渡して、住所を知らせずに私達は離婚して別々に転居した。旦那は仕事も辞めた。 私が母方の祖父母の養子になってから、旦那と1年後に再婚した。今は子供も2人いて旦那は祖父母の家業を継いで仲良く家族で暮らしています。 コトメ子は罪がなかったしなついていて可哀想でしたが、あのままコトメの奴隷として使われたくなかったのです。[…]
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