両親が亡くなり私は天涯孤独になった → ある日、住職「ご両親のお墓参りに来た女性が、あなたに会いたいと言ってる」→ 住職立ち合いのもと会いに行くと、その顔を見て驚愕した・・・

父が生きていたら修羅場だった。
私の両親は、私が高校と大学時代に亡くなり、祖父母も既にいず卒業から1人でやってきた。

そんなに社交的でもないし、喪だし、このままただ働いて死ぬのかと覚悟していたら、墓のある寺から連絡が来た。

「ご両親のお墓参りに来た女性がいて、その人が私さんに会いたいと言っている」

と住職さんは言っていた。

その人が、母が父と結婚する前に生んだ私の姉。

本当かどうか分からないので(財産目当てでそう言うのが時々あるらしい)、
住職さん立会いのもとに会ってみたら若い頃のお母さんそっくりの女性がいた。

私の姉に当たる人は、母が結婚前に生み、小さな頃知り合いに養子に出した人だった。
結婚して養父母が亡くなり私に会ってみたかったんだって。

自分と血が繋がった人なんかいないって思っていたから嬉しくつい泣いてしまった。

姉とは幸い気も合って時々連絡取り合ったり、法的なことを何かと助けて貰っている。
2人とも一人っ子として育ったから、いきなり
長年暮らした姉妹にはなれないけど、仲良しだし1人じゃないって心強い。

父は多分知らなかったと思うけど(自分の死後の私の行く末を大変心配して、頼れる知り合いの名前を教えてくれたけど姉の名前はなかったから)、知ったら大変だっただ。

「愛のコメント」

なるほど、父違いの姉妹って事ですか...