俺「何故悪質なドライバーを捕まえなかったの?」→警官「自分は現認していない」→俺「じゃあ、ドライブレコーダーで確認してみましょうか。全部記録してますよ」→警官「…」

久々にドキドキした話を一つ 。
聞いてくれるかな。

とある商談で某県に日帰り出張での帰路。
ある程度話もまとまり帰路の高速道路を気持よく走行仲での出来事。
急ぐわけでもないので左車線を走っていたんだが、しばらくすると前方にトラック発見。
特に意識することも無くドラミラーで後方確認後追い越し車線に移動。
確認した時にはおそらく4~500mは離れていたと思う。
しかしこちらが車線変更した直後一気に後続車両は追いつき
激しいパッシングとクラクションで俺を威嚇しだした。

夜の高速はキチガイが多いのですぐ左車線によって避けたんだが
そいつは気が収まらないのかしばらく俺の車にベタ付けであおってくる。
ちなみに俺は40代 それなりに人生経験も積んでいる。車はIS350
奴は人相はわからないが中年の男で車は最新のSクラス。

しばらく煽られていたが気が済んだのかあっという間に追い越して消えていったんだ。
でもよく考えると俺に落ち度は無いはずで、無性に腹がたってきた。
めったにキレることも無くなってきたんだが久々にブチ切れた。
(まぁいつもキレたあとは後悔する)

おそらく奴は160キロ程度で走っていたんだろう。
こちらが全開で追い上げバトルになりかけた。

ええ年したおっさん同士がって笑われるだろうな(笑)

奴はSクラス リミッターがないのでどんどん加速し200キロは超えていただろう
しかしこちらは国産車180キロ以上出ない。
そりゃどんどん離されていくだろ。

と、その時後方から激しく追い上げてくる車両が1台
パッシングの嵐で天井が赤く光っている。
おまけに拡声器でなにか叫んでいやがる!
そう高速機動隊のパト!

死んだと思ったな。

速やかに走行車線に戻った俺の横にパトはピタットつけて
後に続けと合図を送ってきやがる。

おそらく次のインター付近まで先導するつもりだろう
その間 俺はなにか正当化出来る言い訳はないかと必死に考える。
ふと冷静になるもんだな。
考えて見ると俺の車にはドライブレコーダーが取り付けてある。
そもそもの原因はブチ切れて冷静さを失った自分にもあるのだが、
俺の前をはるかに早いスピードで逃げ去っていくベンツがいる。
何故そいつを止めないのか?そこを突っ込むことにした。

しばらく追走し予想通りインター手前の路側帯で停止させられる。
検挙する気満々の警察官二人が降りてきて

”ご主人お急ぎのようですね~~ 何キロで走ってたか覚えてます?”
と、きたもんだ。
そこで俺は
”どこから追走してきたか知らないけど俺の車にさんざん嫌がらせして
とんでもない速度で抜き去った車がいるの見てましたよね?”
”冷静さを失って追っかけた自分も悪いけど何故もっと悪質なドライバーを
捕まえないの?”と聞いてやった。

すると案の定
”自分たちはそれは現認していない。立証も出来ないし
あなたの速度違反を検挙するだけです”と、予想通りの答えがかえってくる。
そこで俺は
”じゃぁおまわりさん車載のドライブレコーダー確認してくれますか?
後方の映像から前方の映像まで全部記録してますよ”
すると二人でこそこそ相談し始め、上司らしき奴が
”今回は注意に止めておきますので今後は安全運転でお願いしますね”
と、無罪放免

80キロオーバーを免れたんだよ。

勿論今回の件反省する点はあるにしても実際に嘘はついてないわけだし
ドライブレコーダーがなければ80キロオーバー 12点減点
反則金はおそらく10万程度きた筈だ。

じつは半年ほど前にもドラレコに助けられたことがあって
いつも通る一時停止規制の交差点を俺はいつも通り停止して
通過したところ警察官が飛び出してきて不停止だったとの事で
検挙されかけたんだが、ドライブレコーダーを確認してもらったところ
こちらの正当性が証明され警察官をこっぴどく叱ってやったことがある

どちらにしても運転手に正当性がある場合に限られるが
ドライブレコーダーの威力は絶大だ。
今まで同じような場面でも立証できない為しぶしぶ切符にサインしたことがあったが
本当にドライブレコーダーは実に役にたつ機械である。

「愛のコメント」

ドライブレコーダーは大切ですね。