義両親との確執はありがちですが結婚三年目にして
子供が出来ませんでした。
ウトメは私には「仕事辞めればできるんじゃないの?」
レベルの嫌味を言う程度でしたが伝書鳩夫により
「石女もらってしもたな」
と夫には言ってた事が発覚。
ショックを受けた私は悩みぬいて病院に行きましたが私には原因がなかった。
病院側は旦那も連れてこいという話でしたが旦那は
「俺が悪いわけない」と拒否。
その間にもだんだんウトメの「孫産め攻撃」が
強くなっていって…旦那に何度訴えても
「好意で言ってくれてるんだから」ととりあってもらえませんでした。
ある日親戚が集まった法事の後の飲み会で酔って調子に乗ったウトに
「うちの嫁は子供の作り方を知らんらしい」
と皆の前で馬鹿にされ(しかも皆大爆笑)
あまりの屈辱に死にたくなりました。
その後、夫に何度も何度も頭を下げて(今思うと馬鹿みたい)
やっと夫を検査に連れてった。
そしてやはり夫が原因の不妊と発覚…。
夫は精子数がすごく少ないみたいです。でも根気よく治療すれば
子供ができない事もない、みたいな結果でした。
しかし夫は相当ショックだったらしく(まぁこれにはかなり同情しますが)
その日以来「子供」的な話題を出すと異常にピリピリしだしました。
当然治療も拒否。
しかも、相変わらず私がウトメに「仕事辞めろ、家にいれば子供くらいできる」
とか言われている横では涼しい顔して黙ってるんです。
何度も「貴方達の息子が原因」と言おうとしましたが
言う事により何かが壊れるのが怖くて我慢している内に
10キロ程ゲッソリと痩せてしまいました。
その様子を心配した職場の人達にある時
「どんな事でも力になるから言いなさい」と
迫られやっと白状。初めてこの悩みを人に打ち明けた瞬間で、
その時もまだ義実家病に洗脳されていて
「こんな事で悩んでる私が悪いのかも」とか思ってる状態でした。
そこからの展開は早かったです。
まず先輩の女性に「馬鹿!アンタのその我慢は何の意味もない」と叱られた後に
2ch好きの男性職員にこの板を紹介され、半年間、義実家関係スレを
読み漁り、目からウロコが毎日落ちました。
色々考えた結果、まずウトメと戦おうと思い、
先月再び「子供の作り方を~」と始まった時に
「私が原因ではないんですが」とひとこと言ってみました。
ウトメは
「何て生意気な!」「息子が悪いっていうの?貴方がちゃんとご奉仕しないからでしょ!」と
切れだし、また横で涼しい顔をして我関せずと
テレビを見ていた旦那には帰ってから
「なんであそこであんな事を言うんだ!俺に恥かかせて楽しいか?
あと数年もすりゃ親も察して静かになるから我慢しろよ」
と…。
やっとここで真の敵が誰か判った気がしました。
この間、職場の人達にずっと相談に乗ってもらっていましたが
この時にやっと皆の勧めるように離婚の決意がつきました。
そうとなると私も働いていて金銭的には1人で
大丈夫な上に今まで夫のせいでかなり無理をしていた事が判りました。
夫が7時出勤の仕事のため、夫の職場近くに住み私は9時出勤の所を
わざわざ2時間以上かけて通勤してたりとか…
実家近くのマンションは伯母の持ち物なのですぐに
事情を話して借りられた上に今度は職場までチャリで10分♪
夫、帰ったらびっくりするかな。
とりあえず緑の紙は置いてきました。
離婚を決意してから初めて親と兄夫婦に今までの経緯を話したら
「そんな目に合わすために産んだんじゃない」と涙ぐまれてしまい、
義姉(兄の奥様)にまで「馬鹿だね○○ちゃん(私)、馬鹿だね」と
ワンワン泣かれてしまいました。
職場の人達にもすっかり迷惑かけたし家族は泣かせてしまうし、
私のくだらない我慢や思い込みがどれだけ周りに
迷惑をかけたかを痛感しています。
夫(早く元と書きたい)は夜帰ってきてどうするかな。
離婚は嫌がるかもしれませんが出る所に出たって構いません。
先日無事離婚が成立しまして、ずっと忙しかった仕事も
昨日仕事納めとなり、やっと落ち着いてご報告と御礼を言いにきました。
色々と揉めたのは前にも話したとおりなんですけど
一気に事が進んだのは、やはり
夫が理由の不妊であるとウトメが知ることとなった事です。
夫は私と調停中もずっと隠していたのですが、私が家を出た事を
知ったウトメが私の弁護士さんの事務所を訪れ散々私を
罵倒し暴れたため、弁護士さんの方で夫と連絡を取り、
迎えに来てもらって、了解の上で真実を告げました。
「両親が心配するといけないから」とウトメに隠していた夫だったのに
皮肉なことになりました。
ウトメはショックすぎたせいか
「私はそんな不能者を産んだ覚えはないわ」
「病院が赤子取り違えたとしか思えない。ワシの家系にそんな
カ●ワはおらん」
と、なんと攻撃の矢印を一気に夫に向けてきたそうです。
これらは調停中夫から愚痴られました。
夫は実両親から「縁を切る。子孫を増やせない人間は死んだも同然だ」
とひどい言葉をかけられてひどく落ち込み、やっとそのような言葉を
言われ続けてきた私の気持ちが分かったようで、
急速に従順になり離婚に同意。
細かい条件などを決めるため弁護士さんと3人で会っている時に
弁護士さんがトイレに立った隙に、
「もう親なんて一生会わない。お前と2人で静かに幸福に暮らしていきたい」
とポツリと言われました。私は
「私は、貴方をまだ愛してた時には、その言葉をずっと待っていたんだけどね」
とだけ答えました。
そんなわけで年越し前に自由の身になりました!!
自分の体中の骨の形が分かる程だったガリガリの体も少しずつ元に戻ってきてます。
職場の人や自分の家族にはとことん迷惑をかけてしまったので
来年はこの人達への恩返しのために頑張っていきたいです。
「愛のコメント」
立場変われば.....と言う話ですね。