【遺書】姉「彼が既婚者だった」私『えっ』姉「うわーん許せないーー!」→私『そして命を絶ちました・・』彼氏「ウソだろ!?」姉のラストメッセージを送ると…

私の姉の話。

当時、
私26 (妹)
姉27

姉はかなりの美人で、モデルのような容姿。
頭もよく、某有名大学卒、某有名企業入社。

だからといって高嶺の花になることなく、
謙虚でとっても優しくて思いやりのある人間

姉とは別々に住んでいるが、
仲も良いし電車で20分くらいなので
少なくとも月1くらいで会っていた。
ある日姉がうちに来るって約束だったんだけど、

約束の時間を過ぎても全然来ない。

心配になって電話してみると、なんだか様子がおかしい。

居場所を聞き出し迎えに行くと酔っ払っていた。
昼間の1時。
私「ねえお姉ちゃん、どうしたのよ」
姉「私子おおおおお!!」(←号泣)

なんとかなだめて話を聞いてみると、
彼氏が既婚者だった。とのこと。

驚いた。2年ほど付き合っていて、わたしも
何回か会っているし、具体的な話はなかったものの
結婚するもんだと思っていた。

姉の彼氏は30代半ばにして大学の仲間と会社を立ち上げて、
そこそこ大きな会社にしていた。

容姿もスマートで、とても優しい人だった。

それに会社の人と姉も仲が良かったのだ。

姉が言うには、
ある日友達が、彼氏さんと女の人と子供が
一緒に歩いてるところを見た、と言われた。
そこで携帯を見てみたら、

子供の写真やらおつかいのメールやらなんやら出るわ出るわ

家にも行ったことあるのに
今の今まで気がつかなかった自分はバカだ。

浮気しているんだろうなって思っていたから、
携帯見てもいいことないしあえて見てこなかったのに、
見てみたら浮気より辛い現実突きつけられたわよ!!!
とまた半狂乱になる姉。
問い詰める!!と、言う姉を私は止めた。

年子だからか、お互いを親友のように慕ってきた私たち。
姉でもあり親友でもある彼女をこんなに傷つける男が
許せなかった。

姉の彼氏は、とにかく金がある。
会社を3台を持ち、超高層マンション住み。
姉に使うお金も惜しまなかった。
だけどそんな彼氏に一度もたかったことのない姉。
(勝手にプレゼントはしてくるのだけれど)

もう一層たかってしまえ、と言った。
すると優しい姉の顔が…..

変わった。吹っ切れた女は怖い。
姉「私子、何が欲しい?」
私「え?」
姉「買ってもらうのよ、あいつに!」
私「ああ、えーと、エル○スのバーキン…?」(完全に冗談)

姉「おーけー、任せて」

そして翌日から姉のたかり作戦は決行。

姉が全然甘えてこなくて寂しい…とぼやいていた彼氏だ、
姉の買って買って攻撃を疑うこともなく、むしろ喜んでいた。
まあ姉もうまくやったんだと思うが…

そんな日々を半年、買ってもらったものは
??プラチナ・ダイヤのアクセサリー数個
??ブランドの財布
??数十万するブランドの服数着
??エルメスのバーキン(←本当に買ってもらいやがったww)

etc…
計2000万円相当(私調べ)

私が思っていたよりも姉はしたたかだった…

姉は満足したのか我慢できなくなったのか、
そろそろ別れたいと言い出したので、作戦会議。

正式に婚約したわけじゃないから慰謝料は取れない。

向こうの奥さんにばらしても、浮気相手は自分だし、
奥さんも浮気なんて屁でもないだろう。
それに子供がかわいそう。
会社に乗り込んでも仕事仲間全員で私を騙してたわけだから
無意味。

そこでdqn発動!
昔母親が好きで繰り返し見ていた古畑○三郎を思い出した。
狂言自サツ。

姉が電話で彼氏に、
あなたが結婚していたなんて。子供がいたなんて。
信じてたのに。さようなら。
という旨を伝える。
焦って掛け直してくるが、電源off。
私も電話に出ない。
姉は実家待機。

数日後、姉のマンションを引き払い、私が電話に出て、
姉は先日首をつって4にました。あなたのせいです。
あなたに宛てた手紙が置いてあったので郵送いたします。
と言って一方的に電話切った。

私はあなたを愛していました。今でも愛しています。

しかし騙され、裏切られたことは私にとってとても辛いことでした。
あなたに全てを捧げるつもりだったのに。
骨は妹にあなたと行ったあの海に撒くようお願いしました。
私が4んだ後も決して私の前に現れないでください云々
と書いた遺書を会社に郵送。

まあ、細かく調べられたら全部ばれるんだけど、
後日何度も彼から私に、許してくれえええええと
嗚咽する電話がきたので、結構スカッとしてる。

あれから3年、今度こそきちんとした人と結婚して
来月には子供が生まれるので記念カキコ。

長文駄文失礼いたしました

最後に…
彼氏に買ってもらったものは全部売っぱらったそうです。
エルメスのバーキン以外はww
あんな男の金で買ったものか…と思ったが、
姉が勝ち取った戦利品だし、ものに罪はない!残すことに。

ただ、周りにそのバックどーしたの!!?
と聞かれて大変でした笑

3年経った今でも大切に使っています。

「愛のコメント」

いろいろお疲れ様でした。