警察『ooさんってご存知ですか?』姉が自.殺した…。姉はとんでもないバカで、『これでようやく…』とせいせいしていた。→姉の手帳を見た瞬間…私は…

留守電に何度も警察から電話があり、こちらから電話してみた。
「○○さんってご存知ですか?」と言われた。
家飛び出して行方知れずになっていた姉妹の名だった。
「私の姉妹です」と答えると自死しているのが発見され、
アドレス帳を見てみたら
たったひとつ私の名前と電話番号が書かれていたので
連絡してみたと・・・
真夜中3時間車走らせて警察につくと安置所に案内された。
索状痕をつけ顔半分死斑で真っ黒にした馬鹿の姿があった。
「どうしますか。連れて帰られますか」と聞かれたが、

親はもう一人になりホームに入ってるし、
親戚や友人達にもすべて切られていたから
葬式に来てくれる人もいない。
「こちらで骨にして帰ります」と答えた。
警察官に手配してもらうことにして、
せめて最後は人並みに身だしなみ整えておくってやろうと思い、
近くの24hスーパーに化粧品買いに行った。
顔の死斑を消すためにファンデ塗りこめながら
この馬鹿に今まで散々苦労かけられたことを思い出した。
索状痕消すためにファンデ塗りこめながら
この馬鹿に盗まれた数々の物やお金のことを思い出した。
アイシャドーとチーク塗りながら
この馬鹿が飛び出してからいろいろ出てきた余罪の事を思い出した。
最後に口紅塗りながらこの馬鹿の後始末に奔走した日々を思い出した。

化粧し終わり火葬所に運んでもらえる朝まで
近くの休憩所で待つことにした。

(あ~兄弟達にも連絡しなきゃな~まぁ急ぐことでもないし
こんな夜中だし朝になってからでいいか)とか
(勝手にいろいろ決めたけどもうこいつのことで
わずわらしい目にあいたくないだろうからまぁいいやw)とか
取り留めのないことを考えてた。

夜明けが近くなり、ふとさっき警察官に見せてもらったアドレス帳に
私の名前だけしかなかったことを思い出した。
通販の会社やお気に入りのお店だろう書き込みの中に
たった一つだけの個人名が私の名前でそれに大きく赤丸がついていた。
情けなくなり哀れになり、その哀れさに初めて涙が出た。

紐が切れて落ちて、一日ぐらい時間がたって発見されてて
(朝ゴミだしに行くところが見られてて
その人が夜回覧板持っていって見つけたらしい)
もうね、ただただ哀れだったんだよ
こんな人生しかおくれなかったんだなって

馬鹿が飛び出した後はしばらくごったがえしたけど
結局兄弟みんないい人とめぐり合ってそれなりに幸せに暮らしてるし
親には孫の顔見せておくってやれたし
何でこの馬鹿だけは死ぬまで馬鹿だったんろうなってさ・・・
住んでた部屋の後片付けとか、近隣の部屋への詫びとか、
大家との交渉(家賃滞納してやがったw)とか、新たな借金の判明とか
その他もろもろ死んだ後も迷惑てんこ盛りでした。

家賃滞納だけは、母親が
「これだけは葬式代として残してといてやる」と言って

かけ続けてた簡保で完済し、借金は相続放棄でぶっちした。

相続放棄も疲れるね。
次々現れる借金取りをあしらいながら
(不思議なことに私が保証人になってるのもいくつかあったw
あ~知りません。文書偽造ですねw
警察に届けたらどうですか?
まぁ被疑者死亡で不起訴で終了ですねーwと
笑い飛ばしたら引き下がったけどw)
親兄弟の戸籍取り寄せたり、
最終住所地で手続きしなきゃいけなかったから、
不備があったりして
何度も何度もそこの市役所や法務局に足を運ばされた。

誰かが一気に処理したほうが万事早く終わらせられるので
フットワークの軽い私が無事処理完了させたよ。

最後にぶちまけると、この馬鹿が兄弟中最年長の総領長女で
私が末っ子次女
一回りには足りないぐらいの年齢差で、
馬鹿が飛び出したのは私が大学に入ったころだったな。
本当になんでこいつ一人だけとことん馬鹿だったんだろう。
今でもわからない。

「愛のコメント」

一体何がそうさせてしまったでしょうね?

出典:http://lifewars.net/archives/38375311.html

http://bkuma.hatena.ne.jp/entry/tocana.jp/2015/02/post_5763_entry.html