義母原因で骨盤を割り入院する事に。寝たきりでトイレも行けない状態。→義母と義父がふたりでボストンバッグを3つ持ってきた。着替えにしては大きいな、と思ったら…

誰に話しても実話だと信じて貰えないのだが、私がこれまで生きて来て一番恐ろしかった話。

義母原因で骨盤を割り入院していた時の事。
寝たきりで食事もおにぎりにしてもらって寝たまま食べる状態。
当然トイレも行けずオムツ状態。
総合病院と言ってもド田舎で、個人病院に毛が生えた程度なので
付き添いをひとり付けるようにってことで義母がついた。

私の実家は飛行機の距離だったし、まだ結婚して2年ぐらいで他に頼める人がいなかった。
ちなみに携帯電話もまだあまり普及してなかった頃。

入院して2日目に、義母と義父がふたりでボストンバッグを3つ持ってきた。
着替えにしてはずいぶん大きいな、一度に持って来なくても、と思っていたら
中から出て来たのは婦人物紳士物のパンツ。

しかも新品ではなく元は白かったものがベージュに変色し、所々シミもあり
目視で臭いを確認できそうなほどの薄汚れたもの。
「オムツ代わりにこれを使えばいい。洗わなくても汚れたら取り替えて捨てればいいから」
と、いかにも“いいアイディアだろ?感謝しろよ”的な言い方。
こういう時の為に、新品と交換する時に捨てずに貯めておいたんだって。
全てデカパンとブリーフ。

最初は丁寧に「大丈夫です。看護婦さん(この言い方だった頃の話)が売店でオムツ買ってきてくれるそうですから」
と言ったら「買ってきてくれるったって金は払うんだろ?」と言い、
「そんな無駄な金を使わずにこれを使えば済むことだろう」とそれが当り前のように言う。
なので「それはそうですが、それはお義母さんたちの為に残しておいてください」と婉曲に断ると
「おまえもうちの人間だろう。まさか汚いとか言うんじゃないだろうな。どうせ汚れるものなんだからこれを使いなさい」と命令。
「いや、いくらなんでも抵抗があります」と正直に言ったら義父は発狂。
「おまえはワシらが汚いと言うのか!」と。

騒ぎを聞きつけてきた看護婦さんふたりが「衛生上問題がある」と却下してくれたが
看護婦さんにも食ってかかり、一悶着の末、義母には付き添いを断られた。
「自分の我を通すなら全て自分でやりなさい!」とか怒鳴られたわw
いやもう、そんなの履くぐらいなら望むところだったわ。

その後、看護婦さんに旦那に伝言をお願いして、仕事帰りにオムツ買ってきてもらった。
その際昼間あったことを話したらビックリして最初は信じて貰えなかったけど
同室(2人部屋だった)の女性が話してくれて、実家にすっ飛んで帰った。
私の怪我の原因のことですらまだ許せてなかったのに、
その上こんな恥ずかしいことやらかしたってことで私より旦那の方が余計に火が付いて
入院中は義父母には一切来させなかった。
そして退院後も私には一切義実家には近寄らせなくなり、ヘルパーさんを雇ってくれた。

一週間は実家の母も呼んでくれて、ホテル代とか旦那が出してくれた。
結果オーライではあるけど、汚れた義父のブリーフを見せられた時は
これまでの人生のどんな場面より怖かった。

「愛のコメント」

まったくひどい話ですね。